夜明けはいつになりますか

発達障害持ちゲームオタク、社会からドロップアウトするの巻

同人宣言/同人失脚

 昨日更新が滞ってしまったのは、こんなものを作っていたから。すみません。

 同人ってなぁに?という人は現代国語の授業を思い出して頂きたい。同人誌とは、広義には有志による自費出版物である。
 オリジナルの漫画や小説は勿論、商業作家でも企業を介さずに個人で出版したものは同人誌扱いとなる。オタク界隈での「同人」は「二次創作」全般を指す言葉でもある。「オタクっぽい人が商売抜きで作っているもの」という理解が手っ取り早いんじゃないだろうか。
 同人誌は一般的に販売されている本よりもページ数が少ないことから、「薄い本」とも呼ばれる。漫画で50ページを超えることはあまりなく、「本」と言うよりは「冊子」に近い形状だ。ただし、小説書きさんだと普通の新書や文庫本の規格で作る人は多い。また、大作になると「分厚い薄い本」とよく分からない呼び方をされるようになる。

 好きなものを作っているんだから楽しいでしょ?と言われてしまうと、もちろん楽しいのだが辛いこともある。一生懸命作ったものが見向きもされなかったり、下手くそだと後ろ指を指されたり。原作に対する解釈の違いで喧嘩になることもあるのだから恐ろしい。


 こちらは数年前、同人をやっている友人の愚痴と泣き言を聞きながら作った替え歌。ふと思いついて、ぐだぐだしている彼女にちょっとでも笑ってもらえたら、と勢いでやらかしたものだ。結構な数のRTをして頂いて、友人に限らず書き手さん共通の悩みなんだな……と切なくなってしまった。

 で、RTで調子に乗って作ったのがこちら。構想一日にしては良い出来だと思う。


 元歌が元歌のせいもあり、なかなか悲壮な感じである。

 でも、好きだから作ってしまうんだよな。「私もこれ好き!」って言ってもらう瞬間のために、皆さん時間的コストパフォーマンスが最悪のこの趣味を続けているんだよね。応援しております。