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発達障害持ちゲームオタク、社会からドロップアウトするの巻

ドルチェグストの自宅導入を考えてみた

 僕の今の職場には、ドルチェグストのマシンがある。専用のマシンにカプセルをセットしてボタンを押すと、お店並みのコーヒー飲料がカップに注がれるという代物だ。
 マシンはネスレ公式からのレンタルも出来るし、買うことも出来る。僕の勤め先に置かれているのは、法人名義でのレンタル品である。

 使ってみるとことのほか便利で、自宅にも置きたくなってしまい、考えを整理するためにこのエントリを書いている。

 まず、味はコーヒーショップのものと比べても遜色がない。少なくとも僕の貧乏な舌では、同じくらい美味しいと感じる。水分量の調整が出来るので、慣れれば自分好みにも作れるのが嬉しい。

 マシンのお値段は、公式の一番高価な買切でも15000円程度だ。5000円のモデルや、競争率は高いらしいが実質無料のレンタルもある。
 カプセルの方は、スタンダードなコーヒーは一杯あたり約58円。ミルクカプセルを使用する(実質カプセルを二つ使う)ラテ系の最も高価なものが約123円。もちろんアウトレットやセール品を狙えば、もっと安くなる。

・カプセルの平均価格90円、マシン5000円と仮定
 90円×x杯+5000円=y
・コーヒーショップのテイクアウトを350円と仮定
 350円×x杯=y

 コーヒーショップでの購入と、自宅にドルチェグストを導入した場合の必要金額は、約19杯で釣り合うことが分かる。
 もっとも僕は、普段コーヒーショップのテイクアウトなどしないので、導入費用は純粋な支出の増加となる。
 また、この数式には「外出の必要がない」「自宅で熱々の出来立てが飲める」といったドルチェグストの長所、逆にコーヒーショップの「店舗さえあればどこでも飲める」等の長所が含まれていない。ただ、ヒキコモリの僕にとってはどっちがありがたいかなど考えるまでもないので脇にのけておく。

 マシンの大きさは、一人暮らし用の電気ポットよりは少し大きめ。
 裏技的な使い方として、カプセルをセットせずにボタンを押すとそのままのお湯が出てしまう。カップ麺を作るには量が少ないし、温度も低いのでお茶を淹れるのは難しそうだが、インスタント飲料を作る分には十分だ。
 このマシンをポット代わりに、普段は今まで通りのインスタント飲料を飲み、たまの贅沢としてカプセルを使う。そういう使い方も出来るのではないかと思う。

 というわけで、僕が下した結論は以下。

・一人暮らしなら迷わず導入する
・現在は実家暮らしでコーヒーメーカーもポットもあるので我慢

 なかなか切ない感じになってしまった。僕一人ならともかく、両親が使い慣れたものを押しのけてまで置くとなると話は別だ。
 便利なことには疑いの余地がないので、もしコーヒーメーカーが壊れたら、その時は代替品として提案したい。

 ちなみに僕のお気に入りは、ティーラテとカプチーノ
 今までは職場で飲むものと言えば胃に悪そうなコーヒーで、ミルクたっぷりのものが飲みたい時は砂糖もどっさり入ったコンビニ飲料を買うしかなかった。
 ミルクの甘みを感じられるノンシュガーの温かいものが飲めるというだけで、士気は全然違ってくる。高いものを飲ませて頂いている分、しっかり働いて返さなければという意識も生まれた。
 オフィスを構えておられる方は、是非導入を考えてみて欲しい。