夜明けはいつになりますか

発達障害持ちゲームオタク、社会からドロップアウトするの巻

生野菜はデブの食い物

 ダイエットのために生野菜を食べている、という人をたまに見掛けるが、僕は「ダイエットのために生野菜を食べる」という発想自体がデブのものであると思う。肉体は一時的に痩せるとしても、思考がデブのままである。
 彼らが何故生野菜を選択するのかと言えば、カロリーが低くてお腹が膨れるから。消化器が冷えて代謝が落ちるとか、食物繊維なら加熱調理した温野菜の方が豊かだとか、そういう事実は無視して、とにかく腹を満たすために生野菜を食べる。当然、他の食品を同じ量だけ食べればデブに逆戻りする。
 忘れているかも知れないが、我々の胃袋の大きさは、狩猟と採取で生きていた時代に定められたものだ。一度満たせばしばらくは絶食状態になっても大丈夫、というくらいの量が入るようになっている。それを毎日毎食いっぱいに、現代の消化の良い食べ物を詰め込むのでは、太って当たり前だろう。

 本当に痩せたければ、胃袋がいっぱいになる前に満足感を得る方法を見つけること。以下によく聞かれる例を挙げよう。

・自炊する
・少しずつ色んなものを食べる
・よく噛む
・人と話しながら食べる

 これは人によっても異なるので、「これさえしておけばいい」というような必勝法はない。僕の場合、人と話しながらだと話の方に集中してしまい、食べた気がしなくて逆効果である。ここは自分に合う方法を模索するべきだ。
 もちろん最初は量もないと満足出来ないだろうから、「とりあえず生野菜」を併用することは好ましい、とは付け足しておく。

 それから、栄養の勉強はしておきたい。
 一日当たりの必要栄養素を把握しておけば、心の原始人が「腹いっぱい食わせろ!」と暴れ出した場合でも「必要な栄養素は摂っている」と文明人の余裕をもって対処が出来る。適正カロリーを超えない範囲なら何を食べても良いので、ガチガチの食事制限と比べれば食生活はずっと豊かだ。

 以上、身長172cm、体重60kg、食べたい時にケーキを食べる三十路の一意見でした。

 

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